今から28年前の1993年に放送された伝説のドラマ「高校教師」。
主演は、現在ハリウッドで活躍する真田広之さんと2009年に芸能界を引退した桜井幸子さんの二人です。
何故このドラマが伝説のドラマかと言われてるのかというと、今では放送できないタブーな話題が多いなど衝撃シーンが数々あるためです。
まあその点は後述しますが、ともかくこのドラマは人生で一度は見てみるべきドラマです。
今回は、この「高校教師」についてのあらすじや魅力について語っていきたいと思います。
ドラマ「高校教師」の全般情報
ざっとまとめると以下になります。
- 作品タイトル 高校教師
- 放送期間 1993年1月8日~3月19日
- 全話数 11話
- 原作 野島伸司
- 企画 野島伸司
- 脚本 野島伸司
- 主題歌 森田童子「僕たちの失敗」

さらに詳しく深掘りしていくよ!
原作や脚本
「高校教師」の原作・企画・脚本を担当したのは、脚本家の野島伸司さんです。
野島伸司さんが脚本を務めた代表作は、「高校教師」は勿論のこと、武田鉄矢さん主演の「101回目のプロポーズ」いしだ壱成さん主演の「未成年」などがあります。
野島伸司さんの手掛ける作品は高視聴率を記録する名作ドラマばかりですが、子供には見せれないような表現が多いのでPTAのアンケートで度々問題視されました。
キャスト
主演は、真田広之さんと桜井幸子さんですが、そのキャストは以下となります。
- キャスト
- ・赤井英和
・京本政樹
・持田真樹
・峰岸徹
・山下容莉枝
半沢直樹で名演技を魅せた元プロボクサーの赤井英和さんや「必殺仕事人」でもお馴染みで息子はジャニーズ「SixTONES」のメンバー京本大我の父親の京本政樹さんがいます。
ドラマ「高校教師」のあらすじ
大学の研究室で教授の助手をしていた羽村隆夫(真田広之)は教授の勧めで女子高の生物の非常勤講師として勤務することとなる。
勤務当日、羽村は駅のホームにカバンを落としてしまい、駅員室へ行くことに。
そこには定期券の期限切れで改札を出ようとして駅員に不正乗車の疑念を抱かれている女子高生の二宮繭(桜井幸子)がいた。
駅員が二宮繭のことを学校に電話しようしたとき、羽村がその電話のフックスイッチを切って、自身がその学校の教師だということを話す。
これが2人の出会いであり、ここから教師と生徒の禁断の愛が始まっていく。。。
ざっとこんな感じです。
繭は自身が故意に不正乗車しようとしたんじゃなく、うっかり定期券の期限を忘れてしまっていたということを信じてくれた羽村に対し惹かれていきます。
そんな繭は帰宅途中の羽村の後をついていき自宅に上がり込みますが、羽村には婚約者がいることを知り自宅を飛び出します。
「好きなの?」と問い詰めて、羽村は「あぁ」と応え、「バカ」と言い残してその場を去る繭。

好きな人に婚約者がいたらショックだよね。。。
後日、羽村が雨の中自宅に着くと、そこにはびしょ濡れで羽村の自宅の前にしゃがんでいる繭の姿が。。。
羽村の「どうして?」の問いに「わからない…けど、会いたかったの。先生に会いたかったの」と応える繭。

純愛だなぁ~。
ドラマ「高校教師」の魅力
ここからはざっくり「高校教師」についての魅力について語っていきます。
若干ネタバレがありますが、ご了承ください。
テーマがタブーだらけ
この「高校教師」は今では放送できないテーマばかり取り扱っています。
まず、生徒と教師の禁断の恋。
成人の大人が未成年に手を出すのは「気持ち悪い」との声もおおくあります。
次に強かん、近親そうかんなどえぐい内容があります。
また、自殺や同性愛など、当時すでに問題となっていた社会的タブーをてんこ盛りの作品です。
こういったテーマは現在ではもう取り扱い無理なので、そういったテーマの作品が世に残っているのは貴重です。
こういった重いテーマだからこそ視聴者にメッセージを伝えられることは数多くありますからね。
主題歌の「ぼくたちの失敗」が作品にマッチしている
ドラマ「高校教師」では、オープニング、挿入歌、エンディングに、この森田童子さんの「ぼくたちの失敗」という曲が流れるのですが、これがとても作品にマッチしています。
この「ぼくたちの失敗」はドラマ「高校教師」のために考えられた歌ではなく、ドラマから15年以上前に発売されていた歌であるなど、驚きです。
「はーるのーこもれびのーなかに」という歌いだしで始まる歌で、去年女優の池田エライザさんがテレビで歌って話題になりましたよね。

心が弱ってるときに聞くと泣けてくるんだよなぁ
主演二人の演技力に脱帽
真田広之さん演じる羽村隆夫は、温厚で繊細な性格であるが、時として奇声を発して暴れたりと精神的に危うい一面もある。
また、運動音痴であります。
真田広之さんは男らしく、アクションスターで運動神経抜群なわけですから、それを思わせないような運動音痴の演技などがとてもすごいと感心します。
また、桜井幸子さん演じる二宮繭は、色々と闇を抱える少女です。
その闇などを抱えている儚げな雰囲気を桜井幸子さんは作中で出していて、とてもぴったりだなと思いました。
泣けてくるシーンが多く、感情移入できる
この「高校教師」で登場する人物は可哀想な人が多いです。
羽村隆夫は、信頼していた教授に自身の研究論文を横取りされて、助手から外されますし、二宮繭は実の父親にいけないことされます。。
その他にも二人に親しい人達は色々と災難に巻き込まれたりと何度も可哀想と同情してしまいます。
こういう悲惨な運命を背負いながらも「笑顔で頑張って生きていっているんだなぁ」と心にジーンと染みて泣けます。
報われて幸せになって欲しいと応援したくなるなどとても感情移入できます。
多くの人はドラマは作り物だから感情移入できない人が多いですが、この作品はとても感情移入しやすい作品だとおもいます。
ドラマ「高校教師」を観るなら
「高校教師」を観るならDVDを買うか配信サービスを利用するかの2択が良いでしょう。
「高校教師」を配信しているサービスでおすすめなのはHuluです。
理由は料金が安いからです。
配信しているサービスで一番安いのはAmazonプライムですが、レンタルなので月額料金の他に都度お金を払わないといけないので高くつきますし、すぐ配信終了したりする場合も多いです。
Huluでは「高校教師」は見放題作品なので月額料金1000円で何回でも観れますし、何より2週間無料トライアルがあるので、14日間無料です。
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※本ページの情報は2022年7月14日時点のものです。
最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
ドラマ「高校教師」のネットの声

森田童子の曲とかドラマの世界観とか大好きだったな~

美男美女過ぎて好きだわ

これを小さいときに見てるから今のドラマが凄く物足りない。

桜井幸子さん女優辞めずにいてほしかったなぁ

徐々に繭に心を許していく羽村先生がたまらない。
真田広之イケメンすぎる。
このような特に女性の声が多かったですね。
女子高生に手を付けた教師なら現実では「気持ち悪い」とフルボッコでしょうが、真田広之さんがイケメンすぎるということとドラマといった点も大きいでしょうね。
また、桜井幸子さんも当時20歳前後で現役高校生の年齢じゃなかったそうですし、大人びて見えましたからなんか生々しさというのがなくて気持ち悪いという印象は自分は一切感じませんでしたね。
今日のまとめ
今回はドラマ「高校教師」のあらすじや魅力について語っていきました。
自分はリアルタイムでは観てない作品なのですが、数多くの日本のドラマの中で上位に食い込むほどとてもお気に入りの作品の一つです。
30年近く前のドラマだとなんとなく若い世代の人は敬遠してしまいがちですが、とても心に響くものがあったりと面白いです。
作中の舞台の高校生くらいの年齢だったらこういうドラマは特に胸に刺さってくると感じます。
日本ドラマの名作の一つですので、まだ観たことのない方は是非一度観てみることをおすすめします!
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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