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新刊「私が見た未来 完全版」のレビュー感想!若干ネタバレもあり【ご購入の参考に】

マンガ・アニメ
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本日2021年10月2日に発売された伝説の漫画「私が見た未来」。

この漫画は、今から22年前の1999年に出版社の朝日ソノラマより発売された漫画であり、当時は全く話題になっていなかったのですが、2011年以降から徐々に話題になり、ネットでは中古で10万以上の値段で取引されることに。

話題になった理由としては、表紙に書かれている「大災害は2011年3月」というものであり、東日本大震災を当てたといわれているためです。

そんな予言漫画が本日「完全版」となって復活しました!

本当は7月に発売される予定でしたが、この本の作者の「たつき諒」氏に成りすまして本の制作に携わっていた赤の他人がいたことが発覚して、3か月発売延期になるなど、色々トラブルがありました。。。

詳しくは以下で解説しています。

3か月も延期したんで「早く読みたい!」と今か今かと待ちわびた人も多いでしょう。

自分もその一人で今日が待ち遠しかったです(笑)

今回は、まだ購入を迷っている人のために「私が見た未来 完全版」の構成や見どころなどの感想などについて、語っていきたいと思います!

「私が見た未来 完全版」を読んでのレビューや感想

待ちわびて、待ちわびて本日読んだわけですが、買って良かったか否かを星5段階評価で決めるとするならば、★4つです。

まあ、ずっと気になっていたんで、とりあえず買って良かったかなとは思いました。

具体的に「私が見た未来」で良かった点と悪かった点2つをざっくり紹介していきます。

※あくまでも個人の感想なので参考程度で

悪かった点

悪かった点は、本の内容の予言解説などが少なかったという点ですかね。

本ページは200ページ程あるのですが、半分の100ページ以上は、作者であるたつき諒氏が過去に描いた作品集で埋まってしまいます。

「心霊」など怖い系の内容の話で面白い作品なのでが、半分以上はちょっと占め過ぎかなぁと思いました。

一応、予言の内容や解説などが知りたい人が大多数でしょうから、もっと尺を占めてほしかったと思いました。

東日本大震災が表紙に描かれていた真相解説も一ページ程で終わってしまったので、もっと何ページにもわたるくらい長文で書いて欲しかったなぁという個人の感想です。。。

良かった点

良かった点は以下です。

  • 過去の予言の真相
  • 2025年7月の予言について
  • 作者の性別や顔

過去の予言の真相

多くの人が気になっている「大災害は2011年3月」と表紙に描いた真相や富士山が噴火しているのが描かれている真相などがこの本では綴られています。

夢でくっきり鮮明にみたのか?それともたまたま当てただけなのか?など、色々、憶測を立てるなど、モヤモヤしていた人も多いでしょう。

ですが、読んだことにより真相が分かるなど、モヤモヤも晴れてすっきりしました。

2025年7月の予言について

表紙の帯にも書かれている「本当の大震災は2025年7月にやってくる」というたつき諒氏の最後の予言と思われるもの。

たつき諒氏は以前にも見たそうですが、今年の2021年7月5日AM4時18分に二度目のその大災害の夢をみました。

たつき諒氏の4年後のこの日付と時間に本当に大災害が起こるのか!?

何の災害が起こるのか?そして、その大災害が起こった後に訪れる新たな未来などが本書には綴られています。

白玉ちゃん
白玉ちゃん

この部分が一番の見どころかもね

作者の性別や顔

これは自分だけが知らなかっただけかもしれませんが、たつき諒先生は、女性だったんですね。

表紙が女性のことから見ても、大抵の人は女性と察していたかもしれませんが、自分は「たつき諒」というペンネームから男性だと思っていました(笑)

鬼滅の刃の作者もそうですが、女性の作者は批判を食らわないように男性みたいな名前をするみたいですね。

まあ、本書ではそんなたつき諒先生の過去の顔写真がそんなくっきり映っているわけではありませんが、載っていました

何者か一切不明で謎のベールに包まれていた「たつき諒」氏のお顔が公開されたのは、気になる見どころの一つでしょうし、やはり予言への信頼性も上がりますよね!

「私が見た未来 完全版」の本の構成や収録内容

本書に収録されている本の構成としては以下となります。

  1. 完全版刊行にあたって
  2. 予知夢編
  3. ミステリー漫画編
  4. 作者あとがき

本書の内容は「予知夢編」が第一部、「ミステリー漫画編」が第二部となっているなど、2部構成となっています。

その2部がそれぞれどういう内容なのか簡単に説明していきたいと思います。

予知夢編

(引用:私が見た未来 完全版 10ページ)

たつき諒氏の過去にあてた予知夢などの話が漫画形式で描かれています。

これは以前のプレミアム価格がついている絶版にも収録されていた話だと思います。

新しいのは、表紙に描かれていた「大震災は2011年3月」「富士山大噴火」等の夢日記の解説や新たな予言である2025年7月の大災害についてのことなどについて書かれています。

第一部の予知夢編ではこういったたつき諒氏の過去や未来の予言に関してのことが書かれています。

ミステリー漫画編

(引用:私が見た未来 完全版 92ページ)

第二部の「ミステリー漫画編」では、1975年から1998年に発表した99作品の中から抜粋された9作品が収録されています。

漫画のジャンルとしては、ミステリー・ホラー系であり、たつき諒さんらしい不思議な物語が多いです。

内容としては、たつき諒さんが実際体験した話と完全創作のお話の2つがあります。

絵のタッチも昭和から平成初期のあのちょうどいい感じというかより怖さを引き立てていると感じます。

まあ、本書を買っている人は、第一部の予言系の話に興味がある人がほぼ100%でしょうから、第二部は退屈に感じてしまう人も多いかもしれません。

先程でも言いましたが、本の半分をこの作品集で埋めているので、第一部よりも若干占めているページ数が多いんですよね。

そこが唯一の欠点だと思いますね。。。

「私が見た未来 完全版」の若干ネタバレ

具体的な内容を知りたい人もいると思いますので、「私が見た未来 完全版」の第一部の予知夢編の1つだけ若干ネタバレを書かせてもらいます。

全部書くと営業妨害でしょうし、全部は知りたくない、参考程度に聞きたいという方も多いでしょうから、今年の8月20日に富士山噴火と騒がれたものの真相だけ紹介します。

※ネタバレ知りたくない方は飛ばして下さい。

富士山大噴火の真相

表紙にも書かれている上段には富士山の絵と「1991年8月20日に観た夢」と書かれており、下段にはその富士山が「ドーーーーン」真っ赤に溶岩をまき散らして噴火している衝撃的な絵が描かれています。

(引用:私が見た未来 完全版 59ページ)

今年の2021年8月20日に富士山が起こるとちらほら囁かれていましたが、結果起らず。

「予言外れたか?」と思った人も多いでしょうが、作者は今年の8月20日富士山噴火が起こるとは言っておらず、作者に成りすました人物の偽・たつき諒がでっち上げた根も葉もない噂みたいです。

では、表紙に描かれている富士山大噴火の真相はというと、1991年8月20日に富士山大噴火の夢を見て日記に書き写したのは事実だそうです。

ですが、実際富士山大噴火は現実には起こらないみたいです。

「噴火=世界恐慌やパンデミックなどでパニックになる」という意味のようです。

なので、富士山が大噴火して日本が壊滅。。。みたいなことはないらしいので一安心ですね!

白玉ちゃん
白玉ちゃん

ま、まあ元々噴火なんて信じていなかったけどね。。。

今日の終わりに

今回は、幻の予言漫画「私が見た未来 完全版」の感想などを書きました。

2011年から騒がれ始めてちょうど10年目に復刻して、待ちわびていた人も多いでしょう。

なんたって、絶版でしたから中古で10万円もしたわけですから手を出せる人なんて早々いませんよね。

自分も一度読みたいと思っていたので、読めてとても感激しました。

ずっとモヤモヤしていた気になっていたことの真相が知れたので、この事実だけで自分は購入しておいて良かったなぁと満足しました。

ちなみに余談ですが、自分は久々に今回の件で、紙の本を買いましたが、やっぱり紙の本のが頭に入っていくような気がしますし、こういうオカルト系の方は電子書籍よりも紙の方が良さが出るような気がします。

なので、購入しようとしている方は、kindleなどの電子書籍も良いですが、紙の本で買った方が「予言の書」みたいに雰囲気とかもでたりするので、紙媒体での購入を自分はお勧めします。

それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

感想などあればご気軽にコメントください。

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